プロねた。
Vol.068

健康寿命と未来

2012年06月05日
担当
福良 英基

昨日、野田再改造内閣が発足した。民間初登用の防衛大臣の話題が先行している感があるが、とにかく早急に重要法案を通して国政を前へ進めてもらいたい。さて、この再改造内閣の平均年齢は57.7歳。60代以上が19人中9人でほぼ半数。70代も3人いて、最高齢は73歳。政治家を見渡して良く思うのが、ご高齢になってもなおご活躍できる仕事だということ。時にはもう引退されてもよいのでは?と思う高齢者の方も壇上に立ち、会場を沸かしたりしている。””元気”と”人気”があればいつまでも続けていける仕事である。

働く為に必要な要素はスキルや経験だと思いがちだが、実は最も肝心なのは「健康」であること。厚生労働省は1日に重要な調査データをはじめて公表した。国民が一生のうちで健康面の支障がなく日常生活を送れる期間を算出したもので、「健康寿命」と命名している。2010年の健康寿命の平均は男性が70・42歳、女性が73・62歳。生存期間を示す平均寿命との差は、男性で9・22年、女性は12・77年となっている。

ビジネスの世界では年金支給の遅れから、70歳あたりまでは働いて当然となる時代が到来する可能性が高い。厚生労働省による上記発表からすると、多くの人は健康体であるリミットまで働かなくてはならない。仕事好きにとっては力尽きるまで働けて本望だろう。仕事嫌いにとっては何とも過酷な人生である。

どちらにしても、幾つになろうと活躍できる専門性と経験を養いながら、 “元気がとりえ”くらいに健康管理を行っていきたいものだ。果たして20〜30年後の日本、定年はいくつになっているのか?税制改革と社会保障の未来は昨日発足した内閣が鍵を握っている。

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